淡水ワンダーランド

テッポウウオ 2015.01.27 パラオ

テッポウウオ 2015.01.27 パラオ

おっと、気がつけばパラオから帰国後3週間が経過してしまいました。そろそろ写真のまとめに入らねばと思いつつ、馴染みのないさかなばかりなので、名前を確認するのもやっかいなため重い腰がなかなか上がりません。で、順序は逆になりますがまずは最終日に潜った川で撮ったものを整理してみました。「大物天国」でチマチマとマクロ三昧、さらに淡水と来ては「なんでパラオまで来て」と言われそうですが、これがなかなか面白かった。

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パラオですから・・・

人懐こいナポレオン

人懐こいナポレオン

別に海外ダイビングを避けていたわけではないのですが、国内でもそこそこ楽しく潜っていたせいか、気がつけばパスポートも切れて十数年が経過していました。去年、行きつけのショップ主催のツアーに参加する機会があり、久々にバリで潜ったのですが、今年もお誘いを受けパラオに行ってきました。パラオと言えば「大物」と言うのが定番ですが、現地でお願いしたサービスはマクロ派御用達ということで、カメラも80mmマクロレンズ1本で行ったところ、ブルーコーナーでは早速ナポレオン君がお出迎え。まあ、ひとつぐらいはパラオらしいカットも撮っておこうと無理矢理撮ってみたのですが、これはこれで迫力あってよかったかも・・・。

 

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疑似産卵?

産卵床を準備するセジロクマノミ 2014.08.23 奄美大島

産卵床を準備するセジロクマノミ 2014.08.23 奄美大島

ミステリーサークルで粘って、ボートがアンカーされている近くの根まで戻ってくると、セジロクマノミのペアがなにやら怪しい雰囲気。メスは大きなお腹を岩肌に擦りつけ、産卵しているかのようです。しかし、しばらく見ていても岩肌に卵が産みつけられる様子は一向に見られず。「クマノミは産卵の練習」をするというような話を聞いたことがありますが、果たしてこれは疑似産卵なのでしょうか? よくよく見るとメスのお腹には生殖突起(産卵管)も確認できます。産卵と違うところと言えば、オスもお腹を擦りつけて放精する様子が見られないことでしょうか。

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命名! アマミホシゾラフグ

アマミホシゾラフグ 2013.6.29 奄美大島

アマミホシゾラフグ 2013.6.29 奄美大島

「ミステリーサークル」のテレビ放映などで一躍知られた未記載種のフグに、このほど「アマミホシゾラフグ」という標準和名が与えられました。以前から見ていたダイバーとしては「ようやく・・・」という気もしますが、本格的に学術的研究が始まってからはまだ3年ほど。当初、採取された卵のDNA鑑定などから「新種」であることはほぼ間違いないとされていたそうですが、新種記載に必要な標本が得られたのはごく最近のことと聞いていますので、いつまでも名前のつかないさかながゴロゴロしている学界としては異例の速さと言えるかもしれません。ここ数年ウォッチしていた側からすると「変な名前がつかねばいいか・・・」と心配もしていたのですが、この名前は悪くないと思います。個人的には標準和名に地名がつくことは基本的にあまり賛成でないのですが、この場合は現時点で奄美大島以外ではまったく確認されていないということもあり、まず適切な使い方と言ってよいのではないでしょうか。

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500円玉

スミツキトノサマダイyg. 2014.8.23 奄美大島

スミツキトノサマダイyg. 2014.8.23 奄美大島

水中写真を始めたころはよくチョウチョウウオを撮影したものですが、考えてみると最近はめっきりカメラを向けることが少なくなりました。ハゼやスズメダイなどに較べると「種」として安定しているのか、とくに日本産についてはあまり未記載種とか稀種だとかの話もなく、マニアックな興味をひかないこともその理由かもしれません。8月末の奄美大島にはこれまでほとんど来たことがなかったのですが、この時期はチョウチョウウオの幼魚が多いのか、今回は思わずシャッターを切る機会が多くなりました。

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ベラギンポsp.

ベラギンポ未記載種 2014.8.23 奄美大島

ベラギンポ未記載種 2014.8.23 奄美大島

このところほぼ月イチ更新という感じではありますが、続いているだけでも大したものとお許しを願って・・・・。これも海に行く頻度がめっきり少なくなったせいでありますが、久しぶりに奄美大島に行ってきたので思い出したかのように更新です。今回一緒になった水中写真家の大方洋二先生によると、ここで見られるベラギンポは未記載種ということが判明したというので、早速撮りに行くことにしました。このベラギンポ、以前から目にはしていたのですが、ちょっと見は普通のベラギンポによく似ていることもあり、さして注目してもいなかったものの、「未記載種」と聞くと目の色が変わるのだからゲンキンなものです。

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キザ男の蝶ネクタイ

ヤイトギンポ近似種 2014/6/30 石垣島

ヤイトギンポ近似種 2014/6/30 石垣島

うかうかして更新を怠っていたら、もう石垣から帰ってきて1か月が経ってしまいました。撮った画像を早く在庫整理しないと・・・。

カイルウオ&イソギンポ・シリーズの最後は、ヤイトギンポの近似種と見られている未記載種のギンポです。このギンポ、巣穴から頭を出していると小指の先ぐらいの小さなヤツなのですが、メスを誘って穴から身を乗り出すと、赤く染まった首の前面に青い「蝶ネクタイ」が鮮やかに浮かび上がります。ナンパするにも、なかなか服装には気を使うヤツとお見受けしました。

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カエルウオ・パラダイス

フタイロカエルウオ色彩変異 2014/6/30 石垣島

フタイロカエルウオ色彩変異 2014/6/30 石垣島

タテガミカエルウオの仲間ではドツボにはまりましたが、知ってたつもりのカエルウオでも意外な発見が・・・。上の画像は改めて図鑑を紐解けばちゃんと載っていたのですが、これまで目にすることがなかったのでなぜかノーマークでした。初めて見かけたときはよほどの珍種かと思って撮影しまくったのですが、なんのことはない、その後その近くでは結構な個体数が見られたのでした。エキジットしてから聞いてみると、フタイロカエルウオの色彩変異ということでしたが、石垣島では当たり前のようにフタイロカエルウオは見ていたのになぜか色彩変異はこれが初見です。今回見たポイントには初めて潜ったのですが、すぐ横のポイントには何回も潜っていたので、これまで出会えなかったというのは不思議といえぱ不思議。しかも、普通の色彩のフタイロカエルウオも同じぐらい見られるので、色彩変異がどういう条件で現れるのかが気になります。セダカスズメダイなども同じ場所で色彩変異が多くみられるのですが、生息する深さとか定住する場所の底質なども影響しているのでしょうか?

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タテガミカエルウオの仲間

ミノカエルウオyg 2014/06/30 石垣島

ミノカエルウオyg 2014/06/30 石垣島

今回の石垣島行きはとくに何を見たいという予定もなく(今回だけでなくいつものことですが・・・)、目についたものを適当に撮っていたのですが、後で画像を整理してみたらなぜかイソギンポ(とくにカエルウオ)がいっぱい写っていました。タテガミカエルウオ属の仲間は外海に面したサンゴ礁で多く見られますが、普通種のミノカエルウオ、アミメミノカエルウオ、タテガミカエルウオなどにしても近寄るとすぐに隠れてしまうし、浅いところにいるだけに波に揺られて撮影も困難で、観察するのは結構大変です。また体色もよく変化させるので、種を見極めるのもなかなか難しい。というわけで、まずはこの普通種あたりから見極めていこうと思ったのですが、その過程で見つけたのが図鑑にもまったく出ていなかった上の画像の子です。ネットでいろいろ当たってミノカエルウオの幼魚だということが分かったのですが、そういえば、この仲間の幼魚についてはほとんど気にしたことがありませんでした。

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デジタル様さま・・・

メガネモチノウオ 2014/6/30 石垣島

メガネモチノウオ 2014/6/30 石垣島

梅雨が明けたばかりの石垣島から帰ってきたので、久しぶりの更新です。今回はいろいろあって中2日で計6本の駆け足となりましたが、それでも初めて目にする(認識する?)ものがたくさんあって、改めて八重山の海の懐の深さを再認識させられました。ガイドの内田さんは、「あまりいいものを見せられなかった」と悔しがっていましたが、いやいや、これから名前を調べなれればならない画像が山のように撮れて、もう満腹状態です。で、とりあえずアップしたのはご存知ナポレオンフィッシュですが、近寄ってもあまり逃げない個体だったので、無理を承知で85mmマクロで撮影してみました。寄れるとは言っても今にも逃げそうな雰囲気満々だったので、マクロ用の設定から急遽プログラムオートにしてシャッターを押してみたのですが、思いのほかちゃんと撮れていたのにはビックリしました。銀塩時代なら絶対無理、初期のデジタル一眼でもまともな画像を撮ることは難しかったと思いますが、技術の進歩とはすごいものです。

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