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代償行為

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前にも紹介しましたが、我が家のネコは大の「テレビっ子」です。それも、贔屓のジャンルは自然モノのドキュメンタリーと決まっていて、画面に鳥が出てくると家の中のどこに居てもすぐに飛んできてテレビの前に釘付けになります。ネコが画像を認識できるのかどうかは議論の分かれるところですが、日頃の行動を見ていると、これは単に「動き」や「音」に惹かれて見ているのではなく、完璧に「鳥」だと認識してみていることは確実です。ところで、この子は生まれて間もなく野良でいるところを捕獲され、里親ボランティアの方を介して我が家にやってきました。鳥に興味を持つのはそのわずかなノラの期間に「学習」したのか、あるいはいわゆる「本能」として生まれながらに備わった性質なのかはよく分かりませんが、これは生物学的に見れば実に興味深いテーマです。動くものなら何でも興味を示す・・・という見方もできますが、例えば、テレビの中で動くものはいろいろある中で、ここまで興味を示すのは野性動物だけ。しかも、哺乳類など他の動物と比較して、鳥に対するご執心度はきわまっているのです。
里親制度の取り決めで、もらったネコは室内でしか飼えないことになっているため、この子はそれ以来我が家のなかだけが全世界です。こうして、時々テレビに登場する鳥を眺めては、自由に外を飛びまわっていた頃を懐かしんでいるんでしょうか? なんだか、「水中映像祭」に行って海に行けないもどかしさを解消している僕みたいだな。。。

奄美と西郷さん


前回紹介した「江戸の流刑」のなかで、藩主・島津久光の命に背いて進軍した咎から、徳之島・沖永良部島に流された西郷隆盛のことが触れられていましたが、西郷はそれ以前にも、幕府から睨まれていた僧を庇ったことから立場を失い、死んだことにして奄美大島に潜伏していた時期があったそうです。そういえば、一昨年奄美大島に行ったとき、ダイビングは少し控えてレンタカーで1日島内を回ってみたのですが、その折、竜郷町の白間集落にある西郷の蟄居跡を訪れていたのでした。近くの海岸沿いには、西郷を乗せた舟をもやったという立派な松の木も残っていて、「西郷南州上陸の地」として観光バスまで停まっていました。そこから少し離れた、海岸からやや奥まったところにある白間集落は戸数も20件あるかないかというような静かな佇まいで、西郷の蟄居はその中心あたりにあってひっそりと静まりかえっていました。石積の塀の内側はテニスコートほどの広さの敷地で、亜熱帯らしい植物に覆われた小さいながらも風情のある庭の奥に、戸板で囲われた茅葺きの粗末な住居が復元されています。いかにも潜伏先にふさわしい密やかさに包まれていましたが、周囲に人っ子ひとりいないこともあり、いまにも戸板を開けて西郷さんが出てくるのでは・・・との錯覚に襲われてしまったものです。
豪放磊落なイメージの西郷ですが、奄美に着いたばかりのときは、風俗や風土のあまりの違いにカルチャーショックをうけ、しばらくはノイローゼ状態に陥ったという意外なエピソードも残っています。しかし、愛加那という島の女を妻としてからは、当時薩摩藩の圧制により「砂糖地獄」とも言われたほどの島民の窮状を救うべく力を尽くしたと伝えられています。明治維新の功労者である西郷のイメージは華やかのものですが、それ以前の不遇な時代、そして西南戦争に敗れて失意のうちに絶命した維新後の西郷を知ると、「分かっちゃいるけど、止められない・・・」という、ある意味直情径行的な、またある意味愛すべき人物像も感じられるような気がします。いまだに、「西郷さん」とさんづけで呼ばれ愛されている理由もそんなところにあるのだと思いますが、こうして南の島から改めて西郷さんに接してみると、教科書的な知識とはまったく違う、皮膚感覚の歴史に触れたような気分になり、ダイビング2本分ぐらいは十分元をとったような気になったのでした。

島の雑学

ダイバーの旅行というと、潜る本数を稼ぐのに忙しくて、空港とホテルの往復、そして海の中しか見てこなかった・・・というパターンも多いと思います。僕もご多分に洩れずあまり長い休暇は取れないので、自ずとそんな旅行になってしまうことが多いのですが、せっかく飛行機まで乗って行ったその土地のことをほとんど知らずに帰ってきてしまうのは、本当にもったいないと思います。しかし、土地の歴史文化などに興味がないわけではないので、よく行く島などに関する本を見つけると、思わず手にとってみることもよくあります。沖縄などについては、いろんな分野の書物がたくさん出ているのですが、伊豆諸島となると名所・旧跡なども少なく、それに関する書物もあまり目にすることがありません。ですから、「江戸の流刑」(小石房子・著 平凡社)という新書本を書店で見つけたときは、少しは八丈島の歴史にも触れることができると思い、即買い求めたのでした。
以前、八丈島で飛行機の出発まで半日近くの時間ができたとき、「八丈島歴史民俗資料館」を訪ねたことがあります。そこでの展示のかなりの部分を占めていて印象に残ったのが「流刑」に関することでした。時代劇に出てくる流人というと、腕に入墨をされた粗暴な犯罪者をイメージしますが、八丈島に初めて流されたのは関が原の戦いで敗れた宇喜多秀家という武将で、こうした政治犯の流刑者は島の文化・経済の発展に大いに貢献したのだそうです。また密貿易の罪で流刑になった丹宗庄右衛門という流刑者は、島人に芋焼酎の作り方を教えた功績から、いまも「島酒の碑」に祭られています。宇喜多秀家の墓も、島酒の碑も、ショップから八重根というポイントに行く途中にあるのですが、まぁ、八丈で潜るダイバー多しと言えども宇喜多秀家の墓参りをした人はそう多くはないと思います。
江戸時代後期になって民事犯が多く流されるようになると、流人の質も下がり島人には迷惑な存在となってしまったようですが、初期の流人は島民からも敬われ、「八丈実記」という書物を著した近藤富蔵のように、赦免されたのちも島に戻って暮らした者までいたようです。いまの感覚でいえば、「島で暮らせるならそれもいいじゃない!」と言いたいところですが、当時は食料事情も悪く、決して生活は楽ではなかったそうです。そのため、無法者の中には島抜けを試みるものもいたようですが、成功することは滅多になく、捕らえられ残酷な方法で処刑されたといいます。有名な島抜け事件に、花蝶・豊菊という遊女によるものがありますが、彼女らが舟を出した場所が神湊という場所。ダイビングでは講習や体験によく使われる場所ですが、レアもの好きのマクロおたくたちにも人気のスポットです。ハゼだ、カニだと大騒ぎしているその場所で、200年近く前にはそんなこともあったのですね。

利己的な遺伝子


 DNAという言葉は、いまやあらゆる分野で比喩的な言葉として使われていますが、そのほとんどは本来の意味をまったく誤解しているとしか思えません。いわく、「巨人軍のDNA」とか、「GTRのDNAを受け継ぐ・・・」などと言うように、「伝統」などに基づき継承されてきた性質やポリシーなどを意味することが多いようなのですが、実際のDNAは、アミノ酸を作り配置するための「命令コード」にしか過ぎず、そこにはなんらの主張も思想も含まれません。逆に、人間が考え出した思想がDNAを介して次世代まで伝わるとすれば、これは現在の進化学や遺伝学では否定されている後天的な「獲得形質」が遺伝するということになり、DNAに関して主流になっている「新総合説」とは正反対の考え方となってしまうのです。
 ことほど左様に、「遺伝子」については多くの誤解がつきまとうのですが、これが僕たちのような一般人だけにとどまらず、多くのメディアや作家、ひどい場合は一部の科学者までもが誤解している考え方に、「遺伝子プログラム」説があります。つまり遺伝子とは生物の設計図のようなもので、身体の構造から性質、行動パターンまでがすべてプログラムのように書き込まれている・・・という考え方ですが、どうも実際の遺伝の仕組みとはそのようなものではなさそうです。
 このような誤解が広く行き渡ったきっかけは、英国の生物学者リチャード・ドーキンスの著した「利己的な遺伝子」という書物からだと思われますが、少し生物に興味を持つ人ならその書名ぐらいは一度は聞いたことがあると思います。しかし、日本語訳は600ページ近くもある分厚い本で、価格も安くはなく、さらにはとても難解そうなので、ちょっと手を出しにくいという人が多いのではないでしょうか。かく言う僕もそのひとりで、長い間敬遠していたのですが、先日古本屋に1000円で出ていたのを見つけ、ダメ元で挑戦してみることにしました。なんとか読み通すことはできたのですが、まあ理解できたのは半分ぐらいというところです。しかし分からないなりに原著を読んでみると、これまで解説本などで知った知識とはずいぶん違った印象を持ったことも確かです。そして、このあたりの落差が、「遺伝子」や「DNA」に関するさまざまな誤解に繋がっているのではないかと思えてきました。

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裏ブログ

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 ここしばらくの間、家の事情により泊りがけで海に行くことができずにいます。とくに、飛行機でしか行けない離島は、欠航等で帰って来れなくなるとシャレにならない状況なので、必然的にダイビングは日帰りでの伊豆・・・ということになります。伊豆まではクルマを飛ばしていきますが、3月にクルマを替えていらい、ダイビングもさることながら往復のドライブが楽しみ。家のある横浜からだと、湘南のシーサイド、真鶴あたりのワインディングロードなど気持ちのいいコースが多く、とくに道路の空いている早朝などは最高の気分です。以前、ミニバンを転がして通っていたころは、伊豆への往復も単なる「移動」でしかなかったのですが、いまはどっちが目的だか分からないぐらい・・・。(^^;; ここ2年ほどは、一時に較べて行く回数の少なくなっていた伊豆ですが、最近以前に近いペースで通っているのも、ひとつにはクルマのせいかもしれません。そんなクルマの楽しさとか、コンピュータ、カメラ関係など、ついつい衝動買いしてしまったモノなどをテーマに、「裏ブログ」を立ち上げてみました。このサイトとはちょっと毛色が異なりますが、興味のある向きはそっと覗いてみてくださいね。

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焼けぼっくいに火・・・

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 ダイビングに夢中になる前は自動車とかバイクが大好きでしたが、クルマもダイビング器材のトランスポーターと割り切ってからはすっかり解脱したつもりでした。ところが、ダイビング以上にアルファロメオも愛するDigital Aquarium副館長に、愛車の147に乗せられて以来、封印していたクルマ好きの虫が再び起き出してしまったようです。ちょうど家族のひとりが近々家を出る予定もあり、大きなミニバンも必要ではなくなりそうなので、まあ中古車ぐらいなら考えてもいいなぁ・・・・などと思い始めたのがウンの尽き。気がついたら、あれやこれやと候補を物色している自分がおりました。(^^ゞ

 一生に一度ぐらいは2シーターのスポーツカーも乗ってみたいなぁ・・・とは思っていたのですが、車庫事情もあってそこまでは思い切れず、かといって4シーター以上はどれも帯に短し襷に長し。車庫がなんとかなるまではあきらめようと思い始めた矢先、それまでほとんど意識していなかったルノー・メガーヌが前を走っていたのを見て、個性的なリヤビューにまず奥方がひと目惚れ。それでは・・・・とディーラーで新車を試乗して、その足で偶然家の近くのショップに出ていた中古車も見に行き、あれよあれよと言う間にほとんど即決してしまったのでした。さすがに新車だと考えてしまいますが、この手の中古車は思った以上に値ごろ感が高く、勢いもついてしまいます。(笑)

 もちろん、勢いだけで決めたわけではありません。ドイツ車のカッチリした走り、イタリア車の官能的な走りに対して、フランス車はしなやかな走り・・・という漠然としたイメージを持っていましたが、メガーヌは思った以上に運転していて楽しいクルマだったのです。用もないのにドライブに行くなんていうことはここ十年近くなかったことですが、休みともなるとついついステアリングを握りたくなってしまいます。うーん、環境にはよろしくないなー。(汗)

あるある?

メガネウオ 2003.05.05 伊豆海洋公園

 砂地で独り獲物を待つホシノエソ。そこへフラフラと1匹のクロホシイシモチがやってくる。うーん、砂地にクロホシイシモチが単独で泳いでいるとは珍しい・・・。心持ち元気もないように見えるが・・・。当然、ホシノエソはダッシュで襲い掛かる! 間一髪、クロホシイシモチはアタックを避け・・・。そして、場面は変わりクロホシイシモチを頭から丸呑みせんとするホシノエソのクローズアップ。。。。 再び場面は変わり、砂地から顔をのぞかすメガネウオ、口から舌のような疑似餌がチョロチョロのぞく(ほうっ!)。そこへ、フラフラと一匹のクロホシイシモチ登場。うーむ、どうも迂闊なクロホシイシモチの多い日だ。当然のように襲い掛かるメガネウオ、クロホシイシモチは逃げる間もなく食べられてしまいしまたとさ。。。
 これらは、BSの番組で放映されたシーンです。素晴らしい決定的瞬間!! でも、なぜか感動が薄いのです。なぜだろう?

Vistaは来たけれど・・・


 去年の秋にパソコンを自作したところ、同時に購入したWindowsXPにVistaへの無料アップグレート・クーポンがついてきたので、とりあえず申し込んでおきました。最初はWebから申込みをするシステムの不具合があり、メールで問い合わせするもナシのつぶてというひどい対応で、こんな状態では肝心の新OSも大丈夫か?・・・と心配になりましたが、Vista発売後間もなく今度は何の前触れもなくいきなりアップグレード・キットが送りつけられてきました。(苦笑)
 新しいものは嫌いではないので、さっそく試してみたい気もしましたが、出たばかりのソフトは不具合がつきもの・・・ということで、ネットを通じていろいろ調べてみましたが、やはりまだ未対応のアプリケーションや、周辺機器用のドライバが多いということで、いきなりのアップグレードは危険そうです。僕はそんなに使用しているアプリケーションも多くはないのですが、なにしろいちばん使用頻度の高いビデオ編集ソフトが当分対応しないみたいなので、どうしようもありません。Windows98や、MeからXPに替えたときはそんなに問題はなかったように思えるんですが、パソコンの機能が高度化・複雑化したことでいろいろ問題も出てくるのでしょうか?
 アップグレード版は、ライセンス上の問題からXPに上書きするしかないようなのですが、裏技を使えばXPとVistaを別のパーテーションに入れて、場合によって使い分けるということもできるようです。でも、いろいろ調べているうち、面倒くさいわりにアップグレードするメリットがあまり感じられなくなってきたので、そのまま放り投げてしまいました。画面が立体的にパラパラ動いたって、ビデオのレンダリング処理が早くなるわけじゃないもんね。(^^;; マイクロソフトの思惑とは違って、消費者のVistaに対する反応はいまひとつ鈍いようですが、それもむべなるかな・・・という感じです。ま、半年ぐらい経ったら、ハードディスクのリフレッシュがてらアップグレードしてみますかね。。。

初めてのパソコン自作(2)

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 規格化されているとは言え、さまざまなメーカーが作っているパーツには、スペックには現れない微妙な「相性」もあって、組み合わせによってはうまく作動しないことがあります。日進月歩の世界なので、新しい技術がどんどん導入され、それが古い技術とマッチしないためのトラブルも多いようです。そのため、この世界では「検証」と言って、実際組み合わせてみてうまく動くかどうかを確かめるという、考えてみれば原始的な作業も発生したりします。というわけで、安全を見れば最新の技術に飛びつくよりは1世代前ぐらいの「枯れた」ものを選んだほうが無難なわけですが、そうすればそうしたで陳腐化してしまうのも早いということで、このへんの見極めには結構悩みます。

 CPUのように、大手のメーカーしか作っていないパーツは選択の幅もそんなにないので、価格とスペックとの相談で選ぶしかないし、メモリも信頼性とコストパフォーマンスを秤にかければ自ずと選択の幅は決まってきます。ハードディスクや光学ドライブは、いまやどれを選んでもそんなに大きな差はなさそうだし、となると、残る問題は東南アジアの中小メーカーが競うように製品を出しているボード類と言うことになります。これは相性の問題もあるし、機能も価格もまちまちなので、選ぶにも大いに迷うところです。マザーボードは値段こそそんなに高いものではないですが、すべてのパーツをこれに組み込んだり接続したりするので、パソコンの性格そのものを決定するとも言える重要なパーツです。選択にあたっては雑誌の記事やネットでの評判を基に判断するしかないのですが、初心者にとってはマニュアルやアフターサービスの充実度も大きな決め手となりえます。日本語の説明書さえついていないものも珍しくない中、MSI社製のマザーボードは読みやすい日本語の説明書冊子はもちろん、豊富なカラー写真満載の自作パソコン製作ガイドブックまで同梱されているうえ、ホームページのサポートページもしっかりしています。僕がすんなり組み立てられたのは、これらのおかげなのですが、最近はこうしたパーツでさえアキバのジャンク屋感覚ではなく、普通の人を対象にした「製品」になっているのだな・・・・と、妙に感心してしまいました。ただし、マザーボードの選択は結果的には失敗で、スペック上機能はこれで十分と思っていたのですが、実際組み立ててみるとRaidの機能が僕の要求を満たしていないことが分かりました。仕方ないので、追加ボードを組み込むことを考えているのですが、最初から分かっていれば多少高くてもそのような製品を選んだのに・・・と、少し後悔しているところです。

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初めてのパソコン自作

 このところ更新が滞りぎみだったのですが、これはパソコンの入れ替えに忙殺されていたのが理由のひとつです。しかも、今回は初めて「自作」に手をつけてしまったので、いろいろトラブルが続出。ここに来て、やっと安定稼動となったのでした。最近はパソコンの基本性能も上がって、そうそうグレードアップする必要もなくなっていますが、やはりハイビジョン・ビデオを導入してからはその編集作業にパワーのあるマシンが欲しくなり、Core2duoの登場を機に導入を考えていました。
 当初は、動画編集には強いVAIOのCore2duoモデルを考えていたのですが、いざ発表されてみると本体が2分割された、従来機種とはまったく異なる仕様だったのです。それでも、価格が同じぐらいならいいのですが、今回はフル・チェンジということでかなり値上がりし、エントリー・モデルでも実売20万円を超えるものとなってしまいました。メモリやディスクの増設を含むと、ほとんど25万円の世界です。従来機種のPentiumDモデルは実売15万円以下まで下がっていましたから、これは大変な違いです。そんなこんなで二の足を踏んでいたところ、新聞の折り込み広告で「組み立てキット138,000円!」でCore2duoモデルが買えることを知り、さっそく見に行ってみました。仔細に見ると、仕様がやや希望通りでないのと、なにしろケースのデザインが悪すぎるので、これは断念。でも、いろいろ調べているうちに「それならいっそ全部自作で・・・」ということになってしまったわけです。
 自作と言うと大変なことに聞こえますが、実際は規格化されたパーツを集めて組み立てるだけですから、ハンダごてさえ要らず、ドライバー1本あれば基本的にはすべての作業ができてしまいます。主要パーツはマザーボード、CPU、メモリ、電源、ハードディスク、光学ドライブ、ビデオボードぐらいですから、慣れた人なら1時間もかからずに組み立てられてしまいます。実際僕も、夕方にパーツが届いて、夜10時前にはOSをインストールする段階になっていましたから、これは思ったよりもはるかに簡単!!・・・という印象でした。
 ただし、これは組み立て手順に間違いがなく、パーツにも問題がない場合のことで、何かトラブルがあると、その処理にはかなり苦労させられることになるのですが・・・・。僕の場合、ハードディスクを古いマシンから使いまわしたりしたために、残っていた前の設定が影響して、延々悪戦苦闘を強いられることになります。

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