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デジタル様さま・・・

メガネモチノウオ 2014/6/30 石垣島

メガネモチノウオ 2014/6/30 石垣島

梅雨が明けたばかりの石垣島から帰ってきたので、久しぶりの更新です。今回はいろいろあって中2日で計6本の駆け足となりましたが、それでも初めて目にする(認識する?)ものがたくさんあって、改めて八重山の海の懐の深さを再認識させられました。ガイドの内田さんは、「あまりいいものを見せられなかった」と悔しがっていましたが、いやいや、これから名前を調べなれればならない画像が山のように撮れて、もう満腹状態です。で、とりあえずアップしたのはご存知ナポレオンフィッシュですが、近寄ってもあまり逃げない個体だったので、無理を承知で85mmマクロで撮影してみました。寄れるとは言っても今にも逃げそうな雰囲気満々だったので、マクロ用の設定から急遽プログラムオートにしてシャッターを押してみたのですが、思いのほかちゃんと撮れていたのにはビックリしました。銀塩時代なら絶対無理、初期のデジタル一眼でもまともな画像を撮ることは難しかったと思いますが、技術の進歩とはすごいものです。

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只今リハビリ中

同居人 2013/06/29 奄美大島 

長い間更新が滞りましたが、昨年秋以来、腰痛→引越し→腰痛という流れでしばらくダイビングから遠ざかっておりました。一旦間を置くと気分的にも腰が重くなり、ついつい復帰も先送りになっていましたが、6月末の奄美大島からやっと再開することができました。

あまりのご無沙汰で海の神の怒りを買ったのか、復帰後はいまひとつ海況に恵まれず。奄美では強風のために短い日程がさらに短縮されて1日しか潜れず、2週間後には石垣島でリベンジの予定がもろ台風に当たるハメになってしまいました。というわけで、いまのところリハビリ程度にしか潜っていないのですが、少しずつブログのほうも更新していきたいと思います。

これだけ間が開くと、さかなの名前は思い出せないし(単に歳のせいという話も・・・)、カメラを持ってもピントは合わないは(単に老眼が進んだだけという話も・・・)、シャッターチャンスは逃がすは(単に反射神経が衰えただけという話も・・・)で、ロクな写真が撮れません。ここは、少し肩の力を抜いて、気楽に水中写真を楽しんでみるのもいいかな・・・ということで狙ってみたのが上の写真。希少種や珍しい生態を狙うばかりが水中写真の世界ではないなと、あらためて再認識したのでした。

らしくない?

サンゴガニ 2011年7月 石垣島

 

恒例のグループ写真展「海で逢いたいvol.16」は、2月16~19日「神戸展」(原田の森ギャラリー)を皮切りに、「東京展」3月16~21日に大崎のO美術館で開催されることになりました。昨年は震災の影響で夏に延期されたので「ついこの間提出したばかりなのにまた・・・」という感じでアタフタと写真選びに追われておりました。「作品」的な写真が撮れない私は、いつも発表する写真選びに四苦八苦するのですが、去年は珍しく「これは写真展用だ!」と思いながらシャッターを押していた写真がありました。それが上の画像で、高水温で白化したミドリイシの中にこれまた真っ白なサンゴガニ。被写体としてはもうお誂え向きというしかありません。

ところが、事前セケクト会に持ち込み、大方洋二先生に見てもらうと、なぜか反応がイマイチ。そうなると、撮っていたときは自信満々とはいえ、確かに時間が経ってみるとあまりインパクトを感じないような気にもなってきました。結局、「当て馬」として持っていった何枚かの中から選んで提出してきたのですが、上の写真はみんなから言わせると、「・・・らしくない」とのこと。「されば・・・」と下のヤシャハゼの写真も出してみましたが、やはり「私らしくない」という声が圧倒的です。

 

ヤシャハゼ。確かにありがちな写真だが・・・。

 

「じゃ、どういうのが「・・・らしい」写真なのよ!? と、いささか口を尖がらして聞いて見ると・・・。

 

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今年もまた

オハグロベラの仲間 2010/12/24 石垣島

オハグロベラの仲間 2010/12/24 石垣島

3月18日から23日まで東京・大崎で恒例の写真展「海で逢いたい」が開催されます。去年は変則で7月に開催されたため、アッという間に時期が来てしまったという感じ。一時に較べると海に行く回数も減ったワタクシとしては、写真選びの苦労が絶えません。

昨日は写真セレクト会があったので、あまり自信のないのを何点かかき集めて、大方洋二先生のアドバイスも受けつつ、なんとか提出作品を決めて来ました。それは、本番で見ていただくとして、今回は落選作のひとつを再利用。

これ、オハグロベラの仲間の未記載種なんですが、いつもスニーキーラスなんだかコッカレルラスなんだか分からなくなってしまいます。水深と、目の上から鰓蓋にかけての白線がないので、コッカレルでいいのかな?

マンネリ打破

森の賢人
森の賢人


 終わってしまってから書いてどうする・・・・という気もしますが、恒例の写真展「海で逢いたい」が先週開催されました。例年は3月ごろの開催なのですが、今年は会場の都合などもありこの時期となりました。猛暑のなかなので出足も心配されましたが、まずまず盛況のうちに終了したようで、ひと安心というところです。

 今年の出展作は左の画像でした。以前にも紹介した魚露目8号での作品ですが、これは前回掲載しなかった「隠し玉」のベストショット(?)です。目新しい機材なので少しは目立つと思ったのですが、フタを開けてみたらなんと「虫の目」レンズによる作品が8点もありました。プロやベテランによるものが多かったのは、みなややマクロ写真に飽きが来ていたせいかもしれません。水中写真というだけで珍しかった頃はよかったのですが、こう誰でも気軽にデジカメで撮れる時代になると、制約の多い水中写真で他の作品と差別化するには、よほど珍しい被写体を探すか、うんと手間暇かけて決定的シーンを狙うぐらいしかありません。そんなタイミングで登場した「虫の目」に多くの人が飛びついたというのも当然といえば当然ですね。

 「虫の目」と言われるレンズには、僕の使っている「魚露目8号」のほかに、INON製の一眼レフ用リレーレンズ、「魚魚目4号」などいくつかの種類があるようですが、ドームポートに入れる「魚露目8号」以外は細くて長い棒状の先端がレンズ面なので、さかななど動く被写体でも思い切り近寄れるのが特徴です。一般に「虫の目」系のレンズはややクセもあり、絞りやシャツター速度を工夫しないと周辺部が激しく歪んだり、ピントが思ったように合わないということもある気がします。また魚眼効果を活かして背景にどんな被写体を入れるかも考えどころなので、まだ多くの人が使い方を手探りしている段階なのかな?・・・・という気もしました。

 まあ、写真なんて課題があるからこそ撮って面白いわけで、その意味ではこれからもしばらくは遊べそうなのですが、う~ん、腰痛がなかなかよくならなくて「次のチャンス」がやって来ないぞ(涙)!!

突撃隊

ルリホシスズメダイ 2010/07/18 石垣島

ルリホシスズメダイ 2010/07/18 石垣島

 カメラ2台持ちなどとんでもない・・・と思っていましたが、P6000の魚露目つきはストロボアームをちょいと腕にひっかけて運べばさほど負担にならないので、海況の厳しくないときはサブカメラとしてお供に連れて行きます。とはいえ、被写体が限られるレンズなので、メインカメラがあるときはあまり出番もなく、思い出したようにクマノミなどを撮っていることがほとんどです。今回も飽きずにハマクマノミにレンズを向けていると、横からカメラを持つ手に強烈な衝撃! すぐ横に「畑」を持っていたルリホシスズメダイがアタックをかけてきたのでした。「こりゃ、面白い」と早速目標変更で、突撃してくるルリホシ君に被写体を切り替えたのですが、レンズの直前まで来ると急に方向転換して横を向いてしまうため、なかなか迫力のある絵になりません。

わっ、ストロボが当たらん!

わっ、ストロボが当たらん!

? 何枚も失敗写真量産し、やっといい位置に「来た!」と思ってシャッターを切ったら、なんと、今度はあまりに近づきすぎてストロボの光が回りません! セッティングを変えてリトライしようかと思いましたが、同じようなシャツターチャンスが巡ってくるにはどれだけ時間がかかるのかわからないので泣く泣くあきらめました。置物のような被写体ならいくらでもセッティングを試してみることができますが、動きが読めないさかなは一発勝負ですから、思うような絵にするのは大変です。

魚露目in石垣島

ハダカハオコゼ 2010/05/01 石垣島

ハダカハオコゼ 2010/05/01 石垣島

ひと足先に終わってしまった連休は石垣島で過ごして来ました。もちろん最新兵器の魚露目8号も持っていったのですが、使い方が分かってくるとこれ、ものすごく面白いカメラです。

COOLPIXのレンズの先に魚露目8号を装着すると、ズームが最望遠側のときで超ワイド、ややワイド側にすると円周魚眼の効果が得られます。左の画像がその一例ですが、よい被写体に恵まれたこともあり、なかなかいい雰囲気になりました。ちなみに、同じ被写体を最望遠側で撮ると右下のような感じになりますが、それでも魚と後ろにいるダイバーをしっかり入れ込むことができます。

最望遠側で撮るとこんな感じ・・・・

最望遠側で撮るとこんな感じ・・・・

例によって、セッティングはお手軽仕様のS2000を1灯のS-TTL。露出はオートでもそこそこ行けますが、ハイライトが白飛びしたり、画像周辺部の流れが気になることも少なくないので、どちらかというとアンダーめの設定がいい効果を呼ぶようです。ワイドながら手ぶれの影響も受けやすいので、シャッター速度も1/125以上ぐらいにセットしたほうががいい結果につながる気がします。

ところで、このハダカハオコゼ君、少しでも高いところから泳ぎ回るスカシテンジクダイを捕らえようと、イソバナによじ登ってしまったようです。すぐ横をスカシテンジクダイが通過していくと一生懸命頭を動かして獲物を追うのですが、いかんせんあまりに動きがのんびりしていてまったく追いつきません。こんなんで、食事にありつけることなんかできるのかなぁ・・・・。

魚露目8号(続き)

赤沢のエントリーポイント 2010/04/18

赤沢のエントリーポイント 2010/04/18

? 小さいながらもドームポートを装着しているので、P6000は半水面写真の撮影も可能です。エキジット直前になってそのことを思い出し、適当に1枚だけシャッターを切ってみたら、案外いい感じに撮れていました。欲をいえばもう少し水中にピントが来ていればよかったのですが、フォーカスもオート、露出もオート、ドライスーツでプカプカ浮きながらではこんなものでしょう。陸上の温泉施設と、水中の海藻がいかにも伊豆という感じで気に入っています。次の機会にはもう少し真剣に取り直しておきたいところです。

マゴチ 2010/04/18 赤沢

マゴチ 2010/04/18 赤沢

 こちらは砂地に埋もれていたマゴチ。魚眼の効果を出すにはもう少し寄りたいところでしたが、そのためにはポートを顔にひっつくぐらい近づけないとならないので、今回はこれが限界でした。細かい浮遊物が多かったので絵としてはイマイチですが、茫漠たる砂地の雰囲気は出ているのではないかと・・・・。いつかアカグツなどを被写体にこんなカットを撮ってみたいものです。

魚露目8号

サツマカサゴ 2010/04/18 赤沢

サツマカサゴ 2010/04/18 赤沢

 ワイドマクロには興味がありましたが、一眼レフの場合は巨大なドームポートが必要だし、レンズも含めた費用もバカにならないので手を出かねておりました。ところが最近、FisheyeというメーカーからNIKONのコンデジCoolpixP6000に装着するコンバージョンレンズとポートのセットが発売され、一部のネットショップでハウジング本体とのセットが格安で販売されていることが分かりました。P6000本体は陸用に以前から持っていたのですが、ハウジングの価格がカメラの倍以上もするために、水中での使用に踏み切れないでいたのです。しかし、その価格プラス1万円ちょいでドームポートつきのフルセットが手に入るとなれば話は別です。
 P6000に装着する180度対角の魚眼コンバージョンレンズは「魚露目8号」という製品で、これ自体は陸用のものがフィットという会社から発売されています。このメーカー、ドアの覗き穴のレンズなどを製造しているのですが、なるほど魚露目8号もその技術からのスピンオフと思えば納得です。Fisheyeのセットはこれにガラス製ドームポートを組み合わせて水中用にしたもので、コンデジとしてはやや大きめながら、一眼レフとは比べ物にならないほどコンパクトで軽量なのもうれしいところです。
魚露目8号装着のNIKON P6000とハウジング

魚露目8号装着のNIKON P6000とハウジング

 で、早速伊豆の海でテストしてきたわけですが、なにせ約半年ぶりの伊豆で、ドライスーツを着るのも超久しぶり、おまけに腰痛ぎみというハンデを背負っての撮影ですから、まあ大したことができるはずもありません。事前に調べたプロのレポートによると、ライティングとかセッティングもいろいろ大変そうですが、とりあえずはストロボもS2000の1灯のみ。オートフォーカスにS-TTL使用というお手軽セッティングでお茶を濁してきました。さすがに露出はオートだと不安定なので、これだけはテスト画像をみながらマニュアルで行いましたが、これも一旦シャッタースピードと絞りを決めたらほとんど変更せず・・・という手抜きぶり。それでも協力的?なモデル(サツマカサゴ)がいたこともあり、上のような画像が撮れました。なんの工夫もない絵づくりですが、背景の拡がり感は一目瞭然で、マクロの撮影にやや食傷ぎみだったこともあり、新鮮な刺激を受けました。これからは、被写体や構図、ライティングなどを工夫して、生息環境も含めた生態写真にトライしていきたいところですが、さて、思ったような絵が撮れますかどうですか? 

落選作

毎年この季節になると恒例の写真展「海で逢いたい」に出す作品のことで頭を悩ませます。とくに近年はビデオ・カメラを持って入ること多いので、写真じたいあまり撮っていないこともあり、「選ぶ」というよりも「なんとかひねり出す」という苦しい展開です。多いときは年間120本ぐらい潜って、デジ一眼に換えた頃などは1ダイブで100カット以上もシャツターを切っていました。それが最近では潜る本数も減り、さらにスチルカメラを持って入るのは年間20本あるかないかですから、タマ不足なのは当然です。しかも、腕もナマってカメラはどんどん下手になってるし・・・・。

というわけで、今年はなんとか数カットの候補をひねり出し、無理矢理1枚を提出したのですが、出す本人からして自信がないのですから、とてもそれがベストと言い切れる代物ではありません。というわけで、ドングリの背比べながらお払い箱になった「落選作」。せっかく苦労して選んだので、恥をしのんで紹介しちゃいましょう。

 
gonbe.jpg

落選作1 「color」

考えてみれば去年も苦し紛れに選んだのがオキゴンベの写真。だんだん動かない被写体しか撮れなくなってきているという証拠か?

 

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