カテゴリー「今週のさかな」に含まれる記事一覧

アカメハゼ

アカメハゼ 06/15/2008 奄美大島

10日間以上も更新が滞ってしまいましたが、別に海に行けなかったわけではありません。逆に、このところ5週連続で週末は潜っていて、撮った画像の整理が追いつかないのです。潜れなければ更新のネタがないし、潜りすぎれば潜りすぎたでこれまた更新できない。まったく困ったものです。本当は、前の週に行った伊豆がめちゃめちゃ面白かったので、そのネタを紹介したいのですが、ビデオの編集が間に合いません。で、後から行った奄美大島の画像でお茶を濁しておくことにします。(^^;; で、アカメハゼなんですが、上の画像のように枝サンゴのてっぺんにとまっているのがおなじみの姿なのですが、季節柄か、2cm未満の小さなヤツが雲霞のごとくホバリングしていて、まったくサンゴにとまってくれません。同じような画像はいくらでも撮っているので無理に撮ることもないのですが、ついついムキになってしまいました。おかげで約束のエキジット時間を過ぎてしまい、みなから冷たい視線を浴びるハメになってしまったのでした。

シコクスズメダイ

シコクスズメダイ 04/28/2008 石垣島

おっと、更新は続けていたので油断していたけれど、表紙を架け替えるのを忘れていました。うーん、最近はあまり静止画撮っていないので、ちょっと前の写真で誤魔化してこう。(^^;; シコクスズメダイは伊豆でもそこそこ見ていたので、八丈島や南西諸島に行くようになってもとくに気にしていませんでしたが、見た目は地味でも、伊豆では季節来遊魚と見たほうがよさそうです。なので、繁殖行動などが見られるのはやはり暖かい海に限られてしまいます。とは言っても、産卵は岩穴の中などで行われるようなので、産卵行動そのものはほとんど観察できませんが、オスが婚姻色を出して求愛している姿はときどき見ることができます。婚姻色というと派手なものを想像してしまいますが、シコクスズメダイの場合は頭頂部が白くなるぐらいの地味なもの。なんだかてっぺんだけハゲているみたいにも見え、それがフランシスコ・ザビエルの髪型を想像させることから、仲間うちでは「ザビってる」などと表現しています。(笑)

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カクレクマノミ

カクレクマノミ 04/28/2008 石垣島

「センジュイソギンチャクが丸くなった・・・」とガイドさんがボードに書いて教えてくれました。カクレクマノミの住むイソギンチャクが壷状に縮んだ姿はなかなか絵になるものですが、これが何をきっかけにして始まるのかはまったくの謎なのです。物理的刺激とか、水温とか、考えられる理屈はいくつかあるのですが、必ずしも一定の法則がある訳ではなく、こういう画像が撮れるかどうかはまったくの「運まかせ」ということになります。ところが、そんな時に限って持っていたのはマクロレンズつきのデジ一眼。60mmだったので、100mmよりはまだ広い範囲が入るのですが、それでもイソギンチャクの丸みとクマノミの表情をともに表現するのは土台無理な話です。しかも、カクレクマノミは壷の中といわず外といわず活発に動き回ってくれるので、カメラを振り回しているうちに何を撮っているのか分からなくなってしまいました。。。(^^;;

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ダンゴオコゼ

ダンゴオコゼ 04/13/2008 奄美大島

久しぶりにデジ一眼を持って海に行くと、ビデオと違って帰ってからの編集の手間がかからないせいか、ついつい静止画像を使っての更新が先行してしまいます。3月の奄美大島に持って行ったビデオはなかなか整理が進まないので、ネタもずいぶん先送りになってしまいました。さて、このダンゴオコゼ、ちょうどあくびをした瞬間がうまく捉えられたので、デジカメ写真だけで済ましてもいいかな・・・とも思ったのですが、ビデオで見るとその動きがなんともユーモラスで癒されるのです。で、やっと動画の編集もできたので、遅まきながらの公開となりました。
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MPEG4 11.8MB

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ヒメウツボ

ヒメウツボ 04/12/2008 八丈島

今年はじめての八丈島、予報に反して天気もよくいい気分で帰ってきたのですが、留守中にドメインの更新が上手く行っていなかったようで、ウェブもメールもまったくアクセスできなくなっていました。慌てて再登録の手続きをし、今日やっと復活させることができたのですが、しばらくはこのサイトもアクセスができず、ご迷惑をおかけしたことと思います。さて、今回の八丈島での収穫は僕自身初めて見たヒメウツボ。現地ガイドさんによれば超レアというほどでもないそうですが、やはり個人的でも初モノはうれしいものです。同じぐらいのワカウツボと睨み合ううち、ずいぶんと穴から乗り出して来ましたが、さらに出てくると下半身は鮮やかな黄色なのだそうです。しかし、沖縄などでは全身が黄色いタイプがほとんどのようで、伊豆諸島のタイプを見たことがない人に話したら意外な顔をされてしまいました。ロシアンブルーを思わせるチャーミングなネコ目も、八丈島タイプのほうが引き立つかな。。。。

セボシウミタケハゼ

セボシウミタケハゼ 03/21/2008 奄美大島

セボシウミタケハゼは八丈島でも伊豆半島でも見られるのですが、ついているホストもさまざまだし、体色にもいろいろバリエーションがあるので、見慣れない場所で見慣れないホストについていたりすると一瞬別のハゼではないかと思ってしまうことがあります。緑色のナンヨウキサンゴについているのは以前石垣島で見ていたので、奄美大島で同じホストを見たときも「たぶんついているな・・・」とすぐに見当がついたのですが、案の定ウジャウジャと大小さまざまのセボシウミタケハゼが見つかりました。ナンヨウキサンゴは水中ではドス黒く見え、ストロボを当てても黄褐色がかった冴えない色になってしまうことが多いのですが、今回は驚くほどきれいなグリーンが出ました。所詮水中での色なんて条件によってどれが正確なんていうことは言えないし、カメラの色調補正が派手すぎるという可能性も高いとは思うのですが、ま、きれいなぶんにはいいことにしておきましょう。(^^;;

モンキキンチャクフグ

モンキキンチャクフグ 03/21/2008 奄美大島

1月にカメラを水没させた奄美大島の某ポイント。その時撮り損ねたセグロイトベラにリベンジしようとガレ砂の斜面を彷徨ったのですが、結局目的のものとは出会えず。あきらめて、浅場に移動する途中小さな根のトップにホバリングする見慣れないフグを見つけました。普通この仲間はあまり神経質ではないのですが、この子はかなり臆病で、少し近づいただけで岩の裏に隠れてしまい、根を3周ほどしてなんとか3カットだけシャッターを切ることができました。上下で暗色と明色がくっきり分かれていたので、肉眼で見ていたときは以前八丈島でも見たカザリキンチャクフグではないかと思ったのですが、どうも雰囲気が違います。後で図鑑とつき合わせて、モンキキンチャクフグという種類だと分かったのでした。それにしても、なんだか舌を噛みそうな名前ですね。

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キンセンイシモチ

キンセンイシモチ(ライン・タイプ) 02/23/2008 伊豆海洋公園

キンセンイシモチに2つのタイプが存在するということは、3~4年前から話題になりはじめていましたが、伊豆半島でよく見られるのがアゴのあたりの白いラインが点線状になる「ドット・タイプ」、沖縄など南の海に多いのが線が繋がる「ライン・タイプ」ということでした。確かに、伊豆ではライン・タイプは稀に見られるぐらいで、一方、奄美大島あたりでは圧倒的にライン・タイプが多く見られたのですが、しかしこの冬の伊豆ではやや異変とも思える事態が観察されていたのです。ある岩の窪みに10匹ばかり集まるキンセンイシモチがどれもみなライン・タイプ。気になったので他の岩も覗いてみると、これもほとんどがライン・タイプ。今までの傾向とは正反対に、伊豆でもむしろライン・タイプのほうが優勢と思えるほどでした。これまではライン・タイプが南方系と想像されていたのですが、この1年で最も水温の低い時期に伊豆でこれほどのライン・タイプが見られたということで、テレビ局なんかに売り込めば「すわっ、地球温暖化!」とクルーが飛んでくるかもしれません。(笑) キンセンイシモチが2種に分かれるなどという気の早い話もありましたが、こうなるともう少しじっくり観察していったほうがよさそうですね。

アオサハギ

アオサハギ若魚 02/23/2008 伊豆海洋公園

水没保険のお陰で大した出費なしにKissXにアップグレード出来たので、使い勝手を確かめにIOPまで行ってきました。猛烈な寒波が一段落した隙を狙ったとは言え水温は14℃、着膨れしたドライでは身体もまともに動かず、時期も時期ゆえ出物ものほうもあまり期待はできず。カメラテストに徹したダイビングでしたが、普通種を被写体に選んでも背景の美しさで遊べるのが伊豆の海のよいところです。アオサハギのチビがあちこちに出ていて、背景のソフトコーラル毎にさまざまな表情を見せてくれていました。すぐに尻尾を丸めてスーッと逃げていってしまうことの多いアオサハギですが、低水温のせいかジッとポーズをとっていてくれるのもこの時期ならではのメリット?

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ケショウフグ?

ケショウフグ?幼魚 01/13/2008 奄美大島

水没ショックのせいと言う訳ではありませんが、更新が滞ってしまいました。カメラの水滴を見たときも驚きましたが、奄美で岩陰に浮くコイツを見たときはかなりドキッとしました。形も色も模様もやたらドギツく、小さいくせに不気味ささえ漂わせています。フグだということは分かりましたが、尾鰭を畳んで丸くなっていたこともありハコフグかと思いましたが、画像で確認したらモヨウフグの仲間でした。問題はその種類ですが、この仲間の幼魚の画像というのは極端に少なく、モヨウフグ以外はインターネットで検索してもごく僅かの情報しかありませんでした。目の周囲の放射状の模様からケショウフグらしいという見当はつくのですが、「化粧」フグというだけあって成魚でもバリエーションが多く、ましてや幼魚となるとピッタリのものはまず見つかりません。ま、消去法でケショウフグとしておくよりなさそうです。
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MPEG4 3.8MB