肉食系?

ノコギリハギ 2010/1/9 奄美大島

ノコギリハギ 2010/1/9 奄美大島

 前回のトモシビイトヒキベラはやる気のないオスでしたが、寒い時期のことでもあり、産卵に直結する行動ではなかった可能性も十分考えられます。逆に言えば産卵だけが繁殖行動とも言えないわけで、繁殖期以外のオス・メスの関係は、謎の多いぶん興味はつきません。

オスがメスの前に回り込み身体を震わせる。

オスがメスの前に回り込み身体を震わせる。

 さかなの分類的な特徴などには最近とくに感受性の衰えを感じる一方ですが、行動から発せられる「空気」みたいなものには、時として無意識のうちに反応することがあります。このノコギリハギにもなんとなくそれを感じて、しばらく見ているとオスがメスの前に回り込み、身体をブルブル震わせてディスプレイを始めました。メスが泳ぎ去ると、オスはどこまでも追いかけていき、強引に鼻先へ回り込み・・・と言う行動を延々と続けます。このしつこさはいかにも「肉食系」ですが、結局産卵までには至りませんでした。

 ノコギリハギの産卵行動は以前に1回だけ見たことがありますが、ブイを繋ぐロープに産みつけていました。今回の場所は外海に近いリーフの上で環境が異なるのですが、どんなところに産卵するのかな?



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