撫子

ナデシコイソハゼ 2011/5/4 石垣島

ナデシコイソハゼ 2011/5/4 石垣島

 今夜あたりはドイツの方でナデシコが大騒ぎになるようですが、こちらは大した話題にもならなかったナデシコのお話。

 まあ、我々と違って、学者の先生方は慎重に検討した結果となるので時間がかかるのは仕方ないのですが、それにしても忘れたころになって和名・学名がつく例は珍しくありません。去年の10月に記載されたナデシコイソハゼもそのひとつで、ガイドさんが「新種」というので期待して指差す方向を見ると・・・・、「なんだお前か!」。そこには、奄美大島の浅場などでイヤというほど見た小さなイソハゼが。透明な身体に黒と金色のコントラストが特徴的なので、とくにハゼ好きではなくとも一度見たら絶対忘れられないヤツですが、あっちにもこっちにもいるうえ、いくら近寄ってもビクともしないので撮影は超カンタン。そんなことで、何回かカメラを向けた後は完全無視となるわけです。

 そんなイソハゼsp.クンも名前がつくとネットを賑わし、ガイドさんからもよく紹介されるようになって、俄かに注目を浴びたりします。よく通ってた近所の蕎麦屋がいきなりミシュランにランクインしたような感じかな?

 しかし、撫子ってピンクとか紫系で、このさかなとは似ても似つかないイメージですよね。シブい日本的な色彩から、大和→撫子という連想かと思いきや、実は園芸種に黄色い花のナデシコもあるんだそうです。うーん、なるほどとは思いつつ、命名者のこだわる想いは第三者の共感を呼ぶまでは行かなかったかも・・・・。



コメントは受け付けていません