CO2

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1週間ほど前の毎日新聞によると、交通機関別に1人が1km移動するのに要する二酸化炭素排出量は、電車が18.7g、バスが53.8g、航空機が109g、乗用車が176.8gとなるそうです。これをよくダイビングに行く場所と移動手段に当てはめて計算してみました。東伊豆までの往復240kmをクルマで行った場合は約42.4kg、八丈島にタクシー、リムジンパス、飛行機を乗り継いで行った場合は63.5kg、空港までは同じ手段で沖縄本島まで行くと353.8kg。それぞれ日程によって潜る本数も違ってくるので、本数あたりで割ってみると。伊豆が2本として21.2kg八丈島は4本として15.9kg沖縄はやや長期滞在するから6本として59kg。こうしてみると、やはり遠くへ行けば行くほど、地球環境への負担は大きいということになりそうです。ちなみに、駅までタクシーで行って伊豆まで電車で行った場合はタンク1本あたりわずか2.7kg! 沖縄まで行った場合の1/20以下ですが、これとて沖縄は空港までの計算なので、現地までクルマを利用するとなると実際の差はそれどころではないということになります。もっとも、これはあくまでも統計値を基にした計算なので、細かく条件を考慮していくとまた結果は違ってくるはずです。例えば、飛行機は離着陸でいちばん燃料を使うので、短距離便を利用する八丈島は実際よりも有利に出ているでしょうし、自動車もクルマによる燃費の差や、データが市街地走行も含めた平均値から算出されていること、乗車人数などを考えると、ケースによってかなりの差が出るものと思われます。しかし、おおまかな傾向としては順位が逆転するほどの違いではないでしょう。

このような結果を単純に見ると、遠い南の海へ潜りに行くことはいかにも「地球にやさしくない」ように思えてしまうかもしれません。サンゴがいっぱいの海に抱かれに行くと、サンゴが死んでいってしまう・・・なんて思うと、なんだか自己矛盾に悩んでしまいます。でも、毎日クルマを使って通勤したり、ちょっとした買いものでもすぐにクルマを利用する人たちに較べれば、トータルとしてのCO2排出量は少ないかもしれません。僕も伊豆に行くのについついクルマを使ってしまうのであまり大きなことは言えませんが、大切なのは、その行為によって自分がどれだけCO2を出しているのかをまずは認識すること。そしてそれが自分にとってどうしても止められないことだと思うのならば、他でいかに節約するかを考えるしかないのだと思います。南の海でも潜りたいし、すぐにはクルマも止められない・・・でも、「知る」ことではじめて変化ははじまるのでしょう。



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