恋するチェイサー

ハナミノカサゴのペア 01/13/2008 奄美大島

movieicon.jpg
MPEG4 3.4MB

世間はバレンタインディとやらで、デパートや駅の通路やらにもチョコレートの臨時販売店が並び、歩きにくいっちゃない・・・・ということで、こういうイベントに縁の薄いおじさんは独り毒づいたりしております。告白する日が決まっている人間様に較べ、さかなの世界では愛情表現もずっとストレートという感じがいたしますが(最近は人間の世界もあまり変わらないというウワサも・・・)、中には頭が下がるほどの熱心さという行動も見られたりいたします。
ひとくちにさかなの求愛と申しましても、強引だったり、淡白だったり、そのスタイルはいろいろですが、気に入った相手にひたすら付きまとう・・・という、人間だったらストーカー扱いされそうなやり方をするのがミノカサゴ。まるで応じる素振りも見せずに平然と泳いでいくメスの後にピッタリとつき、どこまでもついて行きます。最初のころは、「おっ、産卵始まるかも・・・」と、さらに後から追いかけたものですが、結局はどんどん遠くまで泳いでいってしまうだけで、一向にそれらしき動作が始まるのを見たことがありません。夕方のこと、だんだん暗くなってくるし、怖くなってあきらめるというのがお決まりのパターン。


後から追うのがオスと思われるが、興奮しているのか体側が真っ黒

奄美大島の内湾で出遭ったこのペアも、見渡す限りドロドロの砂泥地が続く海底を、見えなくなるまで泳いで行きました。なにもない風景の中だけに、「砂漠に咲いた恋の花二輪」という感じが印象的・・・かな?
♪あなたの傍で ああ 暮らせるならば
  つらくはないわ この海底砂漠♪



コメントは受け付けていません