キンセンイシモチ

キンセンイシモチ(ライン・タイプ) 02/23/2008 伊豆海洋公園

キンセンイシモチに2つのタイプが存在するということは、3~4年前から話題になりはじめていましたが、伊豆半島でよく見られるのがアゴのあたりの白いラインが点線状になる「ドット・タイプ」、沖縄など南の海に多いのが線が繋がる「ライン・タイプ」ということでした。確かに、伊豆ではライン・タイプは稀に見られるぐらいで、一方、奄美大島あたりでは圧倒的にライン・タイプが多く見られたのですが、しかしこの冬の伊豆ではやや異変とも思える事態が観察されていたのです。ある岩の窪みに10匹ばかり集まるキンセンイシモチがどれもみなライン・タイプ。気になったので他の岩も覗いてみると、これもほとんどがライン・タイプ。今までの傾向とは正反対に、伊豆でもむしろライン・タイプのほうが優勢と思えるほどでした。これまではライン・タイプが南方系と想像されていたのですが、この1年で最も水温の低い時期に伊豆でこれほどのライン・タイプが見られたということで、テレビ局なんかに売り込めば「すわっ、地球温暖化!」とクルーが飛んでくるかもしれません。(笑) キンセンイシモチが2種に分かれるなどという気の早い話もありましたが、こうなるともう少しじっくり観察していったほうがよさそうですね。



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