早替わり

カシワハナダイ 03/22/2008 奄美大島

たくさんのさかなを見ていると、だんだん「これはもう見たことがあるからいいや」とか、「写真も押さえてあるからいいや」ということになりがちです。ケラマハナダイとか、カシワハナダイなんかも初めて見たときは夢中で何枚もシャッターを切ったものですが、八丈島や奄美大島などに行く数を重ねるうち、見向きもしなくなっている自分に気づきます。しかし、よく考えてみれば「いまここで見ている」カシワハナダイは、決して過去に見たカシワハナダイと同じではないのですね。
夕暮れも近い3本目、いつになく流れが強く、ホバリングして求愛するハナダイもあまり激しく動き回ることができず、ずっとカメラの前で美しい「婚姻色」を披露してくれていました。しかも、普通の求愛行動中ではあまり見せない、背鰭の下に沿ってクッキリと白い帯が出る、派手な体色です。



同じ個体、同じ場所、同じ時間帯なのに激変する体色

カシワハナダイは、産卵直前になると「婚姻色」をさらに変化させる・・・という話は聞いたことがありますが、その真偽は別としても、興奮度が高まったオスは激しく体色を変化させ続けるようです。下の画像の身体全体が白っぽくなった体色は昼間でもわりとよく見られるものですが、上の画像とは連続した流れの中で撮影したものです。いかに短時間でコロコロと体色を替えているかがわかりますね。



“早替わり”に2 件のコメント


  1. okei

    ひょえー!スゴイナ!!!
    夕暮れと関係あるのかな?

  2. 魚っちゃー

    時間的には夕方の産卵行動でもおかしくないんですが
    どうなんでしょうね。
    このへんのケラマなどは、昼間っから動き怪しいし。。。
    他のオスに対する縄張り宣言いうこともあるのかも。