エビは強し

hazeebi4.jpgクロホシハゼとクマドリテッポウエビ 04/11/2009 石垣島 

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何回も取り上げているので「またか」と思われるでしょうが、やっと動画が撮れたので、しつこいとは思いますがもう一度。まさに動画向きというこのシーンに出遭ったときは、なぜかいつもスチルカメラしか持っていなくて、その後ずっと機会を狙っていたのです。しかし、クロホシハゼも個体によって性格の違いがあったり、タイミング的に「満腹?」だったりで、いつもいつも巣穴から乗り出してきて海藻を運んでくれるとは限りません。この日のクロホシ君もかなり臆病な性格のようで、海藻を少し遠めに置くとなかなか出てきてくれないのでした。

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堪えきれずにテッポウエビが加わって・・・・

クロホシ君があまり積極的でないのでせっかくのチャンスも映像的にはいまいち・・・・と思いきや、これが幸いして別の意味で面白いシーンになりました。巣の前に置いた海藻をやや深く埋め過ぎたせいか、クロホシ君はこれを引き抜いて運ぶことがなかなかできません。しばらく悪戦苦闘が続いた後、シビレを切らしたかのようにいきなりクマドリテッポウエビが登場。クロホシ君を押しのけるようにすると、たちまち海藻を引っこ抜いて巣穴に運び入れてしまったのです。ボウゼンと見守るだけのクロホシ君・・・・。

こうしてみると、テッポウエビはハゼに較べて格段に力持ちだということが分かります。そして、ハゼは最初に海藻を発見すると、まずその場でかじるような仕草を見せるので、おそらく食料として利用しているらしいことも想像できます。エビは穴の中でしばらく様子を伺っていて、やがてハゼよりも熱心に作業を始めます。では穴の中に大量に運び入れた海藻は、やはり貯蔵用食料なのでしょうか。そして、クロホシ君とテッポウエビとの上下関係は・・・? いろいろ、想像をかきたてられます。



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