らしくない?

サンゴガニ 2011年7月 石垣島

 

恒例のグループ写真展「海で逢いたいvol.16」は、2月16~19日「神戸展」(原田の森ギャラリー)を皮切りに、「東京展」3月16~21日に大崎のO美術館で開催されることになりました。昨年は震災の影響で夏に延期されたので「ついこの間提出したばかりなのにまた・・・」という感じでアタフタと写真選びに追われておりました。「作品」的な写真が撮れない私は、いつも発表する写真選びに四苦八苦するのですが、去年は珍しく「これは写真展用だ!」と思いながらシャッターを押していた写真がありました。それが上の画像で、高水温で白化したミドリイシの中にこれまた真っ白なサンゴガニ。被写体としてはもうお誂え向きというしかありません。

ところが、事前セケクト会に持ち込み、大方洋二先生に見てもらうと、なぜか反応がイマイチ。そうなると、撮っていたときは自信満々とはいえ、確かに時間が経ってみるとあまりインパクトを感じないような気にもなってきました。結局、「当て馬」として持っていった何枚かの中から選んで提出してきたのですが、上の写真はみんなから言わせると、「・・・らしくない」とのこと。「されば・・・」と下のヤシャハゼの写真も出してみましたが、やはり「私らしくない」という声が圧倒的です。

 

ヤシャハゼ。確かにありがちな写真だが・・・。

 

「じゃ、どういうのが「・・・らしい」写真なのよ!? と、いささか口を尖がらして聞いて見ると・・・。

 

アカネハナゴイのオス軍団

「・・・らしいというと、こんなのかな?」とある人に言われたのが、上のアカネハナゴイの画像。なぜかオスばっかりが集まって、モテないヤツらの集会といった風情です。結局、展示される写真も系統的にはこんなセンになってしまったのですが、うーん、私には美しい写真とか、可愛い写真がそんなに似合わないのか?

いつも考えてシャッターを押しているわけではないので、自分の写真にスタイルがあるなんて思ってもみませんでしたが、他人の目から見るとそのようなものがあるのかもしれません。と、なると自分では気づいていなくても、「あのオヤジは・・・」みたいに「ある人物像」がどこかで跋扈しているのかも・・・。なんだか、怖いなぁ。

 



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