バリで納得

Byno goby 2014/02/09 バリ

Byno goby 2014/02/09 バリ

あまりにいつでも見られるので、いつの間にかそこに居ても目に入らなくなってしまうさかなたち。沖縄などの内湾などで普通に見られるサラサハゼもそのひとつで、極端にほかのハゼの出が悪くて撮るものがなにもないときに、「暇つぶし」でシャッターを切るぐらいの可哀想な存在。しかし、バリでは日本ではあまり見られない近縁種がいるので、この仲間にもちょっと注目してみました。水深3m前後の砂泥底で見られるサラサハゼ属の一種(Byno Goby=Amblygobius bynoensis )もそのひとつで、インドネシアからオーストラリアを中心に分布します。あまりきれいとは言えない環境に生息しますが、よくよく見ると結構美しいハゼです。

サラサハゼ 2014/02/09 バリ

サラサハゼ 2014/02/09 バリ

日本では「猫またぎ」のザ・サラサハゼは、インドネシアでもたくさん見られました。ただでさえ体色のバリエーションが多いので、ちょっと見ただけでは日本のものとの差はほとんど感じられません。

スフィンクスサラサハゼ 2014/02/09 バリ

スフィンクスサラサハゼ 2014/02/09 バリ

スフィンクスサラサハゼは、名前だけはよく耳にするのですが、日本では西表島などで観察例があるものの、個人的には未だ見たことがない・・・というか、見ているのか見ていないのかよく分からないハゼでした。なにせバリエーションの多いサラサハゼなので、「もしやこれは・・・?」みたいな個体は目にするのですが、「これぞスフィンクスサラサハゼ!」というものを見ていないだけに確信が持てないでいたのです。バリ島のシークレットベイでは、ザ・サラサハゼとスフィンクスサラサハゼが同じ場所で見られるので、今回その違いがハッキリと認識できました。幼魚はともかく、成魚なら両者を見間違えることはまずないと思われるので、やっぱり日本では極端に少ないのではないでしょうか。長年のモヤモヤがひとつ解決したので、はるばるバリまで来た甲斐もあったというものです。

 

 



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