タテガミカエルウオの仲間

ミノカエルウオyg 2014/06/30 石垣島

ミノカエルウオyg 2014/06/30 石垣島

今回の石垣島行きはとくに何を見たいという予定もなく(今回だけでなくいつものことですが・・・)、目についたものを適当に撮っていたのですが、後で画像を整理してみたらなぜかイソギンポ(とくにカエルウオ)がいっぱい写っていました。タテガミカエルウオ属の仲間は外海に面したサンゴ礁で多く見られますが、普通種のミノカエルウオ、アミメミノカエルウオ、タテガミカエルウオなどにしても近寄るとすぐに隠れてしまうし、浅いところにいるだけに波に揺られて撮影も困難で、観察するのは結構大変です。また体色もよく変化させるので、種を見極めるのもなかなか難しい。というわけで、まずはこの普通種あたりから見極めていこうと思ったのですが、その過程で見つけたのが図鑑にもまったく出ていなかった上の画像の子です。ネットでいろいろ当たってミノカエルウオの幼魚だということが分かったのですが、そういえば、この仲間の幼魚についてはほとんど気にしたことがありませんでした。

こちらはたぶんタテガミカエルウオyg

こちらはたぶんタテガミカエルウオyg

タテガミカエルウオの幼魚も調べてみるまでは別の種類じゃないかと思ったぐらい成魚とは異なります。いま一部でブレークしているイナズマタテガミカエルウオの幼魚も同じように全体が白いのですが、尾鰭が黄色がかっているらしいので、これはタテガミカエルウオでよいと思われます。では、残るアミメミノカエルウオの幼魚は?・・・というのが気になりますが、これは未だに調べがつかず。冒頭の画像の子も、顔は網目模様に見えなくもないのですが、さて?

ミノカエルウオ? アミメミノカエルウオ?

ミノカエルウオ? アミメミノカエルウオ?

幼魚以上に紛らわしいのは成魚です。模様がハッキリ現れていてすぐに見分けのつく個体はいいのですが、上の画像のように黒っぽくなっていると、少なくとも肉眼ではまったく区別がつきません。というか、この画像の個体にしても顔のあたりはかすかに網目模様になってるようにも思われるのですが、典型的なアミメミノカエルウオと較べると網目が粗くちょっと判断がつきかねます。

これならアミメがハッキリわかるが・・・

これならアミメがハッキリわかるが・・・

こちらの個体は色が少し明るめなので顔のアミメがはっきりと分かります。しかし、ネットでいろいろ検索してみると、網目の密度がこの2倍ぐらいも細かい個体もあり、体色のバリエーションは思いのほか多いようです。地域差なのか、成長段階なのか、あるいは体色変化なのかよく分かりませんが、なにかスッキリしませんね。

タテガミカエルウオの若魚か?

体色が白っぽいタテガミカエルウオ

これはタテガミカエルウオで間違いないと思いますが、魚類写真資料データベースを見るとこの体色に近い個体もいれば、真っ黒に近い個体までバリエーションはさまざまです。眼の色も白い個体、赤い個体があり、自信をもってこの仲間を見分けられるようになるには、まだかなりの個体数を見較べる必要がありそうです。

 

 

 



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