魚露目8号

サツマカサゴ 2010/04/18 赤沢

サツマカサゴ 2010/04/18 赤沢

 ワイドマクロには興味がありましたが、一眼レフの場合は巨大なドームポートが必要だし、レンズも含めた費用もバカにならないので手を出かねておりました。ところが最近、FisheyeというメーカーからNIKONのコンデジCoolpixP6000に装着するコンバージョンレンズとポートのセットが発売され、一部のネットショップでハウジング本体とのセットが格安で販売されていることが分かりました。P6000本体は陸用に以前から持っていたのですが、ハウジングの価格がカメラの倍以上もするために、水中での使用に踏み切れないでいたのです。しかし、その価格プラス1万円ちょいでドームポートつきのフルセットが手に入るとなれば話は別です。
 P6000に装着する180度対角の魚眼コンバージョンレンズは「魚露目8号」という製品で、これ自体は陸用のものがフィットという会社から発売されています。このメーカー、ドアの覗き穴のレンズなどを製造しているのですが、なるほど魚露目8号もその技術からのスピンオフと思えば納得です。Fisheyeのセットはこれにガラス製ドームポートを組み合わせて水中用にしたもので、コンデジとしてはやや大きめながら、一眼レフとは比べ物にならないほどコンパクトで軽量なのもうれしいところです。
魚露目8号装着のNIKON P6000とハウジング

魚露目8号装着のNIKON P6000とハウジング

 で、早速伊豆の海でテストしてきたわけですが、なにせ約半年ぶりの伊豆で、ドライスーツを着るのも超久しぶり、おまけに腰痛ぎみというハンデを背負っての撮影ですから、まあ大したことができるはずもありません。事前に調べたプロのレポートによると、ライティングとかセッティングもいろいろ大変そうですが、とりあえずはストロボもS2000の1灯のみ。オートフォーカスにS-TTL使用というお手軽セッティングでお茶を濁してきました。さすがに露出はオートだと不安定なので、これだけはテスト画像をみながらマニュアルで行いましたが、これも一旦シャッタースピードと絞りを決めたらほとんど変更せず・・・という手抜きぶり。それでも協力的?なモデル(サツマカサゴ)がいたこともあり、上のような画像が撮れました。なんの工夫もない絵づくりですが、背景の拡がり感は一目瞭然で、マクロの撮影にやや食傷ぎみだったこともあり、新鮮な刺激を受けました。これからは、被写体や構図、ライティングなどを工夫して、生息環境も含めた生態写真にトライしていきたいところですが、さて、思ったような絵が撮れますかどうですか? 



コメントは受け付けていません