初めてのパソコン自作

 このところ更新が滞りぎみだったのですが、これはパソコンの入れ替えに忙殺されていたのが理由のひとつです。しかも、今回は初めて「自作」に手をつけてしまったので、いろいろトラブルが続出。ここに来て、やっと安定稼動となったのでした。最近はパソコンの基本性能も上がって、そうそうグレードアップする必要もなくなっていますが、やはりハイビジョン・ビデオを導入してからはその編集作業にパワーのあるマシンが欲しくなり、Core2duoの登場を機に導入を考えていました。
 当初は、動画編集には強いVAIOのCore2duoモデルを考えていたのですが、いざ発表されてみると本体が2分割された、従来機種とはまったく異なる仕様だったのです。それでも、価格が同じぐらいならいいのですが、今回はフル・チェンジということでかなり値上がりし、エントリー・モデルでも実売20万円を超えるものとなってしまいました。メモリやディスクの増設を含むと、ほとんど25万円の世界です。従来機種のPentiumDモデルは実売15万円以下まで下がっていましたから、これは大変な違いです。そんなこんなで二の足を踏んでいたところ、新聞の折り込み広告で「組み立てキット138,000円!」でCore2duoモデルが買えることを知り、さっそく見に行ってみました。仔細に見ると、仕様がやや希望通りでないのと、なにしろケースのデザインが悪すぎるので、これは断念。でも、いろいろ調べているうちに「それならいっそ全部自作で・・・」ということになってしまったわけです。
 自作と言うと大変なことに聞こえますが、実際は規格化されたパーツを集めて組み立てるだけですから、ハンダごてさえ要らず、ドライバー1本あれば基本的にはすべての作業ができてしまいます。主要パーツはマザーボード、CPU、メモリ、電源、ハードディスク、光学ドライブ、ビデオボードぐらいですから、慣れた人なら1時間もかからずに組み立てられてしまいます。実際僕も、夕方にパーツが届いて、夜10時前にはOSをインストールする段階になっていましたから、これは思ったよりもはるかに簡単!!・・・という印象でした。
 ただし、これは組み立て手順に間違いがなく、パーツにも問題がない場合のことで、何かトラブルがあると、その処理にはかなり苦労させられることになるのですが・・・・。僕の場合、ハードディスクを古いマシンから使いまわしたりしたために、残っていた前の設定が影響して、延々悪戦苦闘を強いられることになります。


 パソコン自作のスタート、そして、最も中心的かつ楽しい作業はパーツ選びの段階です。仕様を決めパーツをオーダーしてしまえば、楽しみの7割ぐらいは終わってしまったと言っても過言ではありません。モノを買うときの楽しみは、パソコンでなくとも選ぶ段階にあるものですが、完成したパソコンを選ぶのはひとつの製品を選んで終わりです。ところが、自作となると、パーツひとつひとつについて選ぶ楽しみを感じることかできるのですから、その満足度は完成品を買う数倍以上にもなります。(笑)
 自分の必要に応じて、値段と相談しながら、こっちは少しレベルを落として、こっちは贅沢しよう・・・なんていう作業が延々続くのです。こうしているうちに、パソコンの仕組みや、パーツのことにもだんだん詳しくなってきて、新しい発見も出てきます。たとえば、パーツのメーカーがどこの国かということですが、CPUとOSはアメリカ、マザーボードやビデオカードなどの基盤類はほとんどが台湾、電源は台湾か中国、メモリは韓国・・・・。僕の選んだ中では、ハードディスクと光学ドライブだけが辛うじて2本のメーカー製でしたが、これとて生産国は・・・・?? 思わぬところで、工業立国ニッポンの行く末が心配になるのでした。(^^;;
パソコンの値段がどういう内訳になっているのかも面白い。僕は、初心者でよく分からなかったので、値段の高いパーツは後で買い換えなくてもいいようにそこそこいいものを選び、安いものは気にいらなければ後から買い換えてもいい・・・というスタンスで選んだのですが、これで言うと、値段の45パーセントはCPUとメモリが占めているのです。マザーボードはパソコンのすべての中心となるメインの部品ですが、これなどは1万数千円で買えてしまうし、その他の部品もほとんどが数千円~1万円台半ばまでです。OSはWindowsXPproffecionalにしましたが、これなんかは正規のパッケージ品を買うと4万円近くしますが、パーツとセットで販売するOEM版はなんと18,000円ほど。こんなこと知ってしまうと、マイクロソフトにもよけい不信感を感じてしまいそうです。(^^;;
 さて、こうして最終的に選んだ構成は、
  ・CPU Intel Core2Duo E6600
  ・マザーボード MSI P965 NEO-F
  ・メモリ UMAX PC5300 1GB×2 合計2GB
  ・ハードディスク 日立/IBM S-ATA 320GB
  ・光学ドライブ 日立 スーパーマルチドライブ
  ・ケース ANTEC SOLO
  ・電源  強力450W
  ・その他 IEEEインターフェイスボード 内臓マルチカードリーダー
  ・OS WindowsXP proffesional(Windows Vista Buisiness無料アップグレードつき)
ということで、総額しめて約15万5000円。メーカー製でこのスペックならおそらく25万円では買えないでしょう。安くて、楽しくて、こんないいことはない・・・・と、その夜はご満悦で床についたのですが、翌日から悪夢の「設定地獄」が続くとは夢にも思わなかったのでした。
 



“初めてのパソコン自作”に1 件のコメント


  1. つねみ

    今のパソコンがダメになったら、作ってくださ~い。